とおるの目「女子選抜チーム(大阪・京都・兵庫)」
3月はトリムカップ、4月には静岡オープン、5月にはHYOGO OPENと、
女子選抜大会(※)が続いています。
※トリムカップは選抜大会ではありませんが、選抜チームを中心とした
大会ということでここに挙げております。
筆者はトリムカップ、静岡オープンを観戦してきました。
選抜チームの試合ぶりについて、なかなか情報が伝わらないという状況
なので、見てきた範囲で紹介していきたいと思います。
(文中敬称略)
【大阪府女子選抜】
大阪はメンバーも特に発表されてないようなので、
静岡オープン出場メンバーを記します。
1 GK 梶田理恵(ロカメリオス)
2 FP 下田未央(ロカメリオス)
3 FP 中尾理恵(ロカメリオス)
5 FP 津田亜里紗(MAG'S)
6 FP 奥村愛(ロカメリオス)
8 FP 瀬戸山愛(ロカメリオス)
9 FP 野尻花野(オセアノセレイアス)
10 FP 木下豊実子(VALE)
11 FP 前田加奈(ロカメリオス)
12 FP 小島久実(MAG'S)
13 FP 山下真理(VALE)
14 FP 笠井総子(オセアノセレイアス)
大阪の特徴は2セット制で交代していること。
#3中尾、#10木下、#11前田、#14笠井らによるファーストセットは
強さと安定感でゲームの流れを作る。
#5津田、#8瀬戸山、#12小島、#13山下らによるセカンドセットは
ファーストセット以上によく動くのが特徴。
ボールも人もよく動く、しかしスコアが動かないというのが、大阪
の現状での悩みの種か。静岡では#6奥村をGKに入れたパワープレー
が機能し、切り札となりつつあるのが収穫といえる。
このあたりも含めてFリーグの「シュライカー大阪」を見てるようだった。
今回目立った選手は#10木下。積極的な仕掛け、体を張った守備と、
気持ちの入ったプレーを見せてくれた。
GKは#1梶田のみと寂しいが、梶田自身はトリムカップでも静岡でも
いいパフォーマンスを披露した。
【兵庫県女子選抜】
トリムカップと静岡オープンでは選手の半数以上を入れ替えた。
HYOGO OPENでもメンバーの入れ替わりが予想される。
2大会ともに出場したのは主力の#6井野(Circo)、#7長嶋、#11稲田、
#14中谷(NICO COLORS)、そして若手期待の#15藤田(Circo)。
特に井野は重要な試合ではほぼフルタイム出場し、トリムの準決勝
や静岡での3位決定戦で貴重なゴールを決めるなど、攻守に活躍。
2大会を通じての兵庫のMVP的存在となった。
若手では#15藤田がドリブルを武器に活躍。パワープレーの守備を
任されるなど、試合を重ねるごとに攻守に安定感も出てきた。
GKでは、トリムカップで#1秋元(Circo)、#12表(CHILENA)が5試合を
2失点に抑える働きで優勝に大きく貢献した。2人とも若くて華のある選手。
競い合って日本の女子を代表するGKになってほしい。
【京都府女子選抜】
京都はトリムカップ準優勝で、静岡オープンには出ていない。
メンバーは#3出村、#4川中、#5中野、#8和田らのバンブ勢に#6丹治、
#7奥村といった各チームの主力を揃えた京都最強チーム。
選抜チームとしての経験値も高く、チームの士気も非常に高かった。
トリムカップでは大会直前にGK#1吉岡の怪我によりメンバー変更を
余儀なくされるという不運に見舞われた。その影響か失点が多く、
試合展開が苦しくなる場面が多かった。
今回目立っていたのが#2中西(PASSARO)。よく動いてスパイス的存在
になっていた。#8和田がやや精彩を欠いていた感があるが、それを
補って余りある存在感だった。
今年になって取り入れた、#7奥村をGKに入れたパワープレーは、
決勝戦で初披露。兵庫の守備が堅くて得点はならなかった。