20日は京都府・太陽ヶ丘体育館へ関西リーグ第4節の観戦に行きました。
3試合だけ、休憩をはさみながらまったり観戦しましたが、簡単にレポ&感想を。
■カンカンボーイズ 0-3 近鉄
序盤に近鉄が先制するも、その後は試合がやや膠着する。
どちらも鋭いカウンターを見せるも、お互い守備の対応が早い
のでなかなか決定機にならず、試合が動かないまま終盤へ。
1点ビハインドのカンカンがより攻撃的にいくと、これが裏目に出て、
近鉄に完全に裏を取られる形となり、最後は中央でフリーの#20稲田
が決めて2-0。さらに稲田が鋭い反転シュートを決めて3-0。
終盤まで食らいついたカンカンだったが、追いつけなかったことで、
最後まで粘りきれなかった。
近鉄はこの日大活躍のGK加藤をはじめ、出場した顔触れを見る限り
では戦力が充実しているように思える。小さな故障など、チームとして
抱えている問題はあるかもしれないが、順調にいけば今後が楽しみ。
カンカンは#14安田の不在が攻撃面に影響しているという印象。
若手で起爆剤になるような選手が出現すれば、と勝手に思ってみる。
■CROTALO奈良 3-3 AFC神戸
序盤に神戸がいきなり先制。ロングボールからのヘディングシュート
もあって早い時間帯に神戸が3点リード。3点差で前半を折り返す。
後半は終始クロタロのペースだった。ピヴォを置かないいわゆる
クアトロ-ゼロの形でリズムよくボールを回す。筆者はゴール裏から
観戦していたが、クアトロのお手本を見せられているような感じがした。
その中心的存在が#6中本。サイドでは「見せるプレー」も時折披露
するが、決してチームとしてのリズムを崩している感じはしない。
今季新加入ながらチームメートの信頼を得ている印象が強い。
観戦する立場としては、非常に面白い、目の離せない存在だ。
終盤、クロタロは#19村橋の2連続ゴールで追いつき、3-3のドロー。
シュートの思い切りのよさが、最後の最後に実を結んだ。
クロタロにとっては前半が、神戸にとっては後半が、非常に勿体無い
結果となった。
■F.C. DREAM 5-6 funf bein
ホームのフュンフには大勢のサポーターがついた。ドリームも少数
ながら熱心に声を出すサポーターがいた。関西リーグでは珍しく、
双方が声を出して応援する風景があった。
先手を奪ったのはドリーム。序盤に#10坂口が決めて1-0とすると、
ロングボールからのヘディングと、#5松田が高い位置でパスカット
してそのまま強シュートを決める。(←この2点の前後関係は不明)
3-0。首位のフュンフが、勿体無い失点もあり、窮地に立たされる。
ここで奮起したのがフュンフサポーター。初めはコールするのに躊躇
していたが、このあたりからガンガン行くようになる。
ようやくリズムを取り戻したフュンフは#9三浦のゴールで1点返すと、
フュンフサポーターのいるメインスタンド中央は大いに盛り上がる。
同点に追いついたような騒ぎだった。
さらにオウンゴールで1点差となる。だが次の1点を奪ったのはドリーム。
またしてもロングボールからのヘディングで4-2。追い上げムードを
振り払うような一撃で、ドリーム2点リードで前半を折り返す。
後半、フュンフは前半出番のなかった#13鎌田、#5音羽を投入して
攻撃に変化をつけようとするが、ゴールに至らず。
後半残り12分あたりで、フュンフは#4岩川をGKに入れてパワープレー。
前線に3枚置く、攻撃的なパワープレー。これが見事に成功する。
左からの折り返しを、中央で張っていた#9三浦が決めて、4-3。1点差。
非常にキレイな形でのゴールだったが、ドリームもDFを修正し、同じ
形は作らせない。だがフュンフは今度は左サイドの#16中村が思い切りの
よいシュートを放つと、これがニアサイドに決まり、4-4。同点。
メインスタンドは凄い盛り上がりになる。
さらに中央からのシュートパスに#9三浦が合わせて4-5。ついに逆転。
当たったのは頭か肩か?よくわからないが泥臭い三浦らしいゴールだった。
大逆転劇にメインスタンドのみならず、会場全体が異様な空気に包まれる。
だが試合はこのまま終わらない。ドリーム#5松田がここから攻めの鬼となる。
鮮やかなドリブルでフュンフゴールに迫り、強烈なシュートを浴びせる。
気迫の攻めに圧倒され、たまらずファウルで止める場面もあった。
その気迫が意外な形で実を結ぶ。松田がエリア手前にボールを持ち込むと、
フュンフのディフェンスが2枚つく。すると松田は後方の#14久保にパス。
フリーの久保がグラウンダーの強シュートを放つと、ディフェンスとGKを
すり抜けてゴールに突き刺さった。5-5。試合を再び振り出しに戻した。
残り1分。追いつかれたフュンフはFPに戻していた#4岩川を一旦下げ、
GKとして再投入。フュンフがパワープレーで勝負に出る。
そして残り12秒、ゴール前で#15北村が合わせて5-6。フュンフ再び勝ち越し。
フュンフが大激戦を制し、首位をキープした。
Fリーグにも負けないぐらいの熱戦だったのではないだろうか。
ゼニの取れる試合をしたと思う。
それを演出したのは、両軍のサポーター。特にフュンフサポーターは
選手を奮い立たせ、試合を盛り上げる力になったように感じた。
Fリーグの関西開催に負けないホーム感を出せたのではないか。
いいゲームに立ち会えて、足を運んでよかったと思う。